電気代は新居でいくら下がる?5人家族の旧宅1年間を実データで公開
今の家と新居で、電気代は本当にどこまで変わるのか?
わが家は5人家族。
現在住んでいる家の直近12か月の電気使用量と電気料金を調べてみました。
結果は、
年間使用量:9,991kWh
年間電気料金:271,899円
でした。
月平均にすると、
使用量:約833kWh
電気料金:約22,658円
です。
そして、わが家は決して「エアコンをなるべく使わない家庭」ではありません。
夏場はエアコン2台を24時間稼働。
寝るときにはさらに2台追加して、最大4台を使用しています。
冬場はエアコン2台に加えて石油ストーブも使用。
灯油は1か月に約36L使います。
この生活が、新居に引っ越したらどう変わるのか。
新居は今より家が大きくなる一方で、
「断熱等性能等級6+太陽光13.5kW」
という仕様になります。
高断熱住宅にすると電気使用量はどこまで変わるのか。
13.5kWの太陽光を載せると、実際に支払う電気代はいくらになるのか。
まだ新居には住んでいないため、結果は分かりません。
だからこそ、入居前の今の数字を残しておきます。
そして新居に入居したあと、
「予想は本当に当たったのか?」
を実際の数字で答え合わせしていきます。
■ 旧宅の直近1年間は9,991kWh・271,899円
まずは比較の基準になる現在の家です。
My九電の実際の請求データから、2025年7月分〜2026年6月分の12か月をまとめました。
【2025年】
7月
使用量:878kWh
電気料金:26,805円
8月
使用量:1,070kWh
電気料金:30,809円
9月
使用量:929kWh
電気料金:26,174円
10月
使用量:714kWh
電気料金:19,502円
11月
使用量:701kWh
電気料金:19,336円
12月
使用量:822kWh
電気料金:22,246円
【2026年】
1月
使用量:1,180kWh
電気料金:31,204円
2月
使用量:937kWh
電気料金:21,016円
3月
使用量:759kWh
電気料金:17,409円
4月
使用量:629kWh
電気料金:17,039円
5月
使用量:712kWh
電気料金:20,682円
6月
使用量:660kWh
電気料金:19,677円
【12か月合計】
電気使用量:9,991kWh
電気料金:271,899円
【月平均】
電気使用量:約833kWh
電気料金:約22,658円
年間約10,000kWhという数字は概算ではありません。
実際の12か月分を合計すると9,991kWhでした。
年間の電気料金も約27.2万円です。
■ 一番電気を使ったのは1月
12か月で最も電気使用量が多かったのは、
2026年1月です。
使用量:1,180kWh
電気料金:31,204円
反対に、最も使用量が少なかったのは2026年4月。
使用量:629kWh
電気料金:17,039円
でした。
使用量の差は、
1,180kWh − 629kWh
=551kWh
です。
年間の合計だけを見るより、月別にすると季節による差がかなり大きいことが分かります。
■ 夏はエアコン最大4台
電気代を比較するうえで重要なのが、わが家の冷暖房の使い方です。
夏場は、
・エアコン2台を24時間稼働
・就寝時はさらに2台を追加
・寝ている時間帯は最大4台稼働
という使い方をしています。
日中:エアコン2台
↓
就寝時:エアコン4台
↓
朝以降:エアコン2台
という生活です。
電気代を抑えるために冷房を極力我慢する家庭ではありません。
実際の夏場の使用量を見ると、
2025年7月:878kWh
2025年8月:1,070kWh
2025年9月:929kWh
でした。
特に8月は1,000kWhを超えています。
新居でも同じような生活をしたとき、
「断熱性能の向上と太陽光によって、夏の買電量と電気代がどこまで変わるのか?」
を確認します。
■ 冬はエアコン2台+灯油36L/月
冬場は、
・エアコン2台を使用
・石油ストーブを併用
・灯油使用量:約36L/月
という生活です。
ここで注意したいのが、
年間電気料金271,899円には「灯油代」が含まれていないことです。
つまり、現在の家の冬の光熱費は、
「電気代+灯油代」
です。
新居との比較で電気代だけを見ると、正確な比較にはなりません。
そのため入居後は、
【現在の家】
電気代
+
灯油代
【新居】
買電料金
+
ガス代
-
売電収入
まで比較します。
単純な「電気代」だけではなく、
「5人家族が生活するためのエネルギー費はいくらだったのか?」
まで比較します。
■ 今の家は築約13年・約34坪
現在の家の条件も記録しておきます。
家族:5人
築:約13年
延床:約34坪
構造:2×4住宅
年間電気使用量:9,991kWh
年間電気料金:271,899円
月平均使用量:約833kWh
月平均電気料金:約22,658円
【夏】
エアコン2台を24時間稼働
就寝時はさらに2台追加
最大4台稼働
【冬】
エアコン2台
石油ストーブ併用
灯油:約36L/月
現在の家の詳しい断熱性能や窓仕様など、確認できていない項目については推測では書きません。
確認できた場合に追記します。
■ 新居は約39坪・断熱等性能等級6
新居で現在予定している主な仕様はこちらです。
・家族:5人
・延床:約39坪
・断熱等性能等級6
・吹付断熱
・太陽光:13.5kW
・蓄電池:なし
・エコキュート:460L
・エコキュートの昼間沸き上げを検討
・ガス乾太くんあり
・エアコン複数台を使用予定
・吹抜けあり
今の家が約34坪なので、新居は約5坪大きくなります。
さらに吹抜けもあります。
そのため、
「新築だから必ず電気使用量が減る」
とは考えていません。
一方で、住宅の断熱性能は断熱等性能等級6になります。
家は大きくなる。
でも断熱性能も上がる。
さらに13.5kWの太陽光を載せる。
この条件で、現在年間約27.2万円かかっている電気料金がどう変わるのかを実際に検証します。
■ 国のデータと実生活は分けて考える
住宅には、国の制度に基づいて省エネ性能を表示する仕組みがあります。
国土交通省の「建築物の省エネ性能表示制度」では、住宅の省エネ性能などを基に、目安光熱費を表示する仕組みがあります。
ただし、
「目安光熱費=わが家が実際に支払う光熱費」
ではありません。
実際の光熱費は、
・家族人数
・冷暖房の使い方
・給湯
・電気料金プラン
・太陽光の発電量
・太陽光の自家消費
・生活する時間帯
などによって変わります。
そのため、このブログでは、
① 国の計算上の目安
② 施工会社のシミュレーション
③ 5人家族で実際に生活した結果
を分けて記録します。
■ 太陽光13.5kWで年間約16,300kWh発電予想
今回、特に検証したいのが太陽光です。
施工会社から提示されたシミュレーションでは、13.5kW換算で、
年間発電量:約16,300kWh
を想定しています。
一方、現在の家の実際の年間電気使用量は、
9,991kWh。
数字だけを比較すると、
太陽光の年間発電予想:約16,300kWh
旧宅の年間電気使用量:9,991kWh
となります。
発電予想の方が年間使用量を大きく上回ります。
ただし、
「16,300kWh発電するから電気代がゼロになる」
とは言えません。
太陽光が発電する時間と、家で電気を使う時間が違うからです。
■ 蓄電池は付けない
新居では蓄電池を付けない予定です。
そのため基本的には、
【昼間】
太陽光で発電
↓
家で自家消費
↓
余った電気を売電
【夜間】
太陽光発電なし
↓
電力会社から買電
という流れになります。
そこで特に検証したいのが、
「昼間の余剰電力による売電収入で、夜間の買電費用をどこまでカバーできるのか?」
という点です。
そのため、新居では電力会社から請求された金額だけではなく、
「買電料金-売電収入」
まで毎月記録します。
■ エコキュートの昼間沸き上げも検証
新居では460Lのエコキュートを採用予定です。
さらに検討しているのが、太陽光が発電する昼間にお湯を沸かす使い方です。
13.5kWの太陽光を載せるので、発電した電気を売るだけではなく、できるだけ自宅で使う方法も考えています。
エコキュートについても、
「夜間に沸かす場合」
と
「太陽光が発電している昼間に沸かす場合」
のどちらが実際の家計に有利なのか。
入居後のデータを見ながら検証します。
■ 新居入居後は毎月同じ数字を記録
新居に入居したら、旧宅と同じように毎月記録します。
記録するのは、
・総使用電力量
・太陽光発電量
・自家消費量
・買電量
・売電量
・買電料金
・売電収入
・ガス代
・実質負担額
・旧宅の同時期との比較
です。
特に見たいのは、
【夏】
旧宅:
エアコン最大4台
↓
新居:
同じように冷房を使った場合、どこまで電気代が変わるのか
【冬】
旧宅:
エアコン2台+灯油36L/月
↓
新居:
灯油を使わない生活で、暖房費がどこまで変わるのか
という比較です。
■ 1年間住んだら最終結果を公開
新居で1年間生活したら、
「5人家族・約39坪・断熱等性能等級6・太陽光13.5kW・蓄電池なし」
という条件で、実際にいくらかかったのかをまとめます。
比較するのは電気代だけではありません。
・年間電気使用量
・買電量
・太陽光発電量
・自家消費量
・売電量
・買電料金
・売電収入
・ガス代
・旧宅の灯油代
・年間の実質負担額
まで比較します。
■ 今回の結論|答えは入居後
現時点で確認できている数字をまとめます。
【現在の家】
5人家族
築:約13年
延床:約34坪
年間電気使用量:9,991kWh
年間電気料金:271,899円
月平均使用量:約833kWh
月平均電気料金:約22,658円
夏:
エアコン2台を24時間稼働
就寝時はさらに2台追加
最大4台稼働
冬:
エアコン2台
石油ストーブ併用
灯油:約36L/月
【新居】
5人家族
延床:約39坪
断熱等性能等級6
太陽光:13.5kW
年間発電予想:約16,300kWh
蓄電池:なし
エコキュート:460L
ガス乾太くんあり
吹抜けあり
ここまでが入居前に確認できている数字です。
実際に5人家族で暮らした結果は、まだ分かりません。
だからこそ、今の数字を残しておきます。
そして入居後、
「断熱等級6で電気使用量は本当に減ったのか?」
「太陽光13.5kWは載せすぎだったのか?」
「夏にエアコンをしっかり使っても電気代は抑えられるのか?」
「冬に灯油を使わなくなったら光熱費はいくら変わるのか?」
「蓄電池なしでも売電収入で夜間の買電をカバーできるのか?」
全部、実際の数字で答え合わせします。
良い結果でも、予想より悪い結果でも、そのまま公開します。
これから家を建てる方が、
「断熱等級6って実際どうなの?」
「太陽光13.5kWってどのくらい効果があるの?」
「5人家族だと本当の光熱費はいくら?」
と考えたときに、実際の生活データとして参考にできる記録にしていきます。
【出典】
・My九電の実際の請求データ(2025年7月分〜2026年6月分)
・国土交通省「建築物の省エネ性能表示制度」
※国の目安光熱費は実際の請求額を保証するものではありません。
太陽光の損得は、わが家と同じ条件とは限りません
導線改善日:2026年9月22日。太陽光は、屋根の向き・載せられる容量・電気使用量・売電単価・設置費用で結果が変わります。この記事の数字は参考になりますが、そのまま他の家庭に当てはまるとは限りません。
| 確認すること | なぜ大事か | 次の行動 |
|---|---|---|
| 設置容量 | 13.5kWを載せられる屋根ばかりではない | 屋根条件で確認 |
| 見積金額 | 回収期間に直結する | 複数社で比較 |
| 蓄電池の有無 | 初期費用と使い方が大きく変わる | 必要性を別で判断 |
| 電気使用量 | 自家消費できる量で損得が変わる | 過去の電気代と照合 |
わが家は「太陽光13.5kW・蓄電池なし」で検討していますが、同じ条件で得になるとは断定できません。太陽光を検討している方は、複数社の見積もりで設置費用と発電シミュレーションを比較しておくと安心です。
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