お金を貯めるのは、人生の選択肢を増やすため。5人家族が大切にしていること

お金は、貯めておけば安心。 以前のわが家は、そんなふうに考えていました。 給料が入ったら貯金する。 将来のために貯蓄型の保険に入る。 決して何も考えていなかったわけではありません。 むしろ、 「将来困らないように、ちゃんと残しておこう」 と思っていました。 でも、何年か続けていて感じたことがあります。 「全然、お金が増えていない。」 貯金をしても、基本的には入れたお金がそこにあるだけ。 貯蓄型の保険にもお金を払っていましたが、 資産が増えているという実感はほとんどありませんでした。 もちろん、貯金にも保険にも役割があります。 すぐに使うお金。 もしものときに備えるお金。 これは今でも必要だと思っています。 ただ、 「将来のためのお金を、全部そこに置いておく必要があるのか?」 と考えるようになりました。 そこから少しずつ、 貯めるお金。 もしものために備えるお金。 将来のために増やしていくお金。 それぞれの役割を分けて考えるようになりました。 貯蓄型保険をやめる。 必要な保障は保険で確保する。 そして、将来のためのお金の一部はNISAを使って投資する。 わが家のお金に対する考え方は、そこから大きく変わりました。 でも、投資を始めて資産を増やすことを考えるようになると、 今度は別のことを考えるようになりました。 「将来のために、今をどこまで我慢するのか?」 ■ 子供たちと過ごせる「今」は戻ってこない わが家には3人の子供がいます。 子供たちは毎年大きくなります。 当たり前のことですが、 今年の子供たちには、来年もう会えません。 家族5人で出かけること。 一緒に旅行すること。 同じものを見て笑うこと。 「ここに行きたい」 「これをやってみたい」 と言ってくれること。 それが、ずっと続くわけではありません。 1年後には1歳大きくなります。 できることも、 興味を持つことも、 親との距離感も、 少しずつ変わっていくと思います。 だから、 1年1年。 もっと言えば、 1日1日を大切にしたい。 将来のためにお金を貯めることは大切です。 でも、そのために今しか作れない子供たちとの思い出まで削ってしまうのは違う。 そう思っています。 ■ 心が豊かにならない我慢はしたくない お金を貯めるために、少し我慢する。 これは必要だと思います。 欲しいものを全部買うことはできません。 行きたいところに全部行くこともできません。 でも、 「お金を貯めるためだから」 と何でも我慢して、 毎日の楽しみまでなくなってしまったら、 何のためにお金を貯めているのか分からなくなります。 貯めるために辛抱することはできる。 でも、 心まで豊かでなくなるような辛抱は、本当につらい。 お金は大切です。 でも、お金を貯めること自体が人生の目的ではありません。 だからわが家では、 「我慢できるか?」 ではなく、 「これは自分たちにとって大切か?」 を考えるようにしています。 ■ 限られたお金を、どこに振り分けるか 結局、家計は 「限られたお金をどこに振り分けるか」 だと思っています。 家にお金をかける。 車にお金をかける。 旅行にお金をかける。 子供の教育にお金をかける。 趣味にお金をかける。 そして、将来のために貯金や投資をする。 全部に最大限のお金を使えれば一番いい。 でも、現実には限られた収入の中で生活しています。 だから、 「何も買わない」 「とにかく節約する」 ではなく、 「自分たちは何にお金を使いたいのか」 を決めることが大切だと思っています。 家にお金をかけたい人もいる。 車が好きなら、車にお金をかけてもいい。 旅行が好きなら、旅行に使ってもいい。 子供との経験を大切にしたいなら、そこに使ってもいい。 正解は家庭によって違います。 大切なのは、 周りがお金を使っているから自分も使うのではなく、 「自分たちは何を大切にしたいのか」 を考えることだと思います。 ■ 今だけを考えるのも違う 一方で、 「子供との時間は今しかないから、全部使ってしまおう」 とも思っていません。 子供たちが大きくなったあとも、自分たちの人生は続きます。 子供が独立したあとには、夫婦2人の生活があります。 その先には老後もあります。 今が楽しければ、将来はどうなってもいい。 それも、わが家が目指したい生活ではありません。 今を楽しむ。 でも、将来の準備もする。 将来のために今を全部我慢しない。 今のために将来のお金を全部使わない。 結局、 「今」と「将来」のバランスなんだと思います。 ■ お金があることで「選択」できる 最近、お金を貯めたり増やしたりする意味について考えることがあります。 たくさんのお金を持っていること自体が大切なのではなく、 お金があることで、 「選択できる」 ことに価値があるんじゃないかと思っています。 例えば、子供が、 「これをやってみたい」 と言ったとき。 お金がなければ、 「できない」 という選択肢しかないことがあります。 でも、ある程度のお金を準備できていれば、 「やってみよう」 を選ぶことができます。 もちろん、 「今回はやめておこう」 を選ぶこともできます。 大切なのは、 必ずお金を使うことではありません。 「お金がなくて選べない」 のではなく、 「選択肢はある。そのうえで自分たちで決める」 という状態を作ること。 この違いは大きいと思っています。 ■ 「できない」と「やらない」は違う 旅行に行くか、行かないか。 習い事を始めるか、始めないか。 行きたい学校を選ぶか。 家を建てるか、建てないか。 車を買うか、買わないか。 仕事を続けるか、働き方を変えるか。 人生では、いろいろな場面で選択があります。 そのとき、 「お金がないからできない」 と、 「できるけど、今回はやらない」 では全然違うと思っています。 選択肢を持ったうえで、 自分たちで「やる・やらない」を決める。 そういう状態にいるとき、 自分は、 「不自由なく生きられているな」 と感じます。 ■ 子供たちの「やりたい」を応援したい 特に子供たちについては、 できるだけ選択肢を残してあげたいと思っています。 もちろん、 何でも買ってあげるという意味ではありません。 欲しいものを全部買うことと、 選択肢を作ってあげることは違います。 やりたいスポーツがある。 勉強したいことがある。 行きたい学校がある。 経験してみたいことがある。 そんなときに、 お金だけを理由に最初から諦めさせなくてもいいようにしたい。 「やってみようか」 と言える選択肢を持っていたい。 そのためにも、 今から家計を整えて、 必要なお金を少しずつ準備しておく意味があると思っています。 ■ 投資も「お金を増やすこと」が目的ではない 以前のわが家は、 貯金や貯蓄型保険を中心に将来のお金を準備していました。 でも、 「このままではなかなか増えない」 と感じたことが、お金について勉強するきっかけの一つになりました。 そこからNISAなどを使って投資するようになりました。 ただ、 投資を始めたからといって、 「できるだけ早く、できるだけ多く資産を作る」 ことだけを目標にはしたくありません。 投資も、 将来の選択肢を作るための一つの手段。 貯金も必要。 保険も必要な分は残す。 投資もする。 そして今の生活にもお金を使う。 どれか一つが正解ではなく、 それぞれに役割があると思っています。 ■ わが家が削りたいのは「幸せ」ではない だから、わが家も節約はします。 スマホなどの固定費は見直す。 必要以上の保険は見直す。 使っていないサービスがあればやめる。 大切ではない支出は削る。 そして、そこで生まれたお金を、 将来のために残したり、 投資に回したり、 家族のために使ったりする。 わが家が削りたいのは、 家族の幸せではありません。 大切ではない支出を減らして、 自分たちが大切だと思うものに、 限られたお金を振り分けたい。 それが、今のわが家の考え方です。 ■ お金を貯める目的は、人生の選択肢を増やすこと このブログではこれから、 「貯める」 「稼ぐ」 「使う」 「増やす」 「守る」 という視点から、 5人家族のリアルなお金について書いていきます。 でも、根っこにある考え方は全部同じです。 お金を使わないことが正解ではない。 お金をたくさん持っていることがゴールでもない。 今しかない時間を大切にしながら、 将来も困らないように準備する。 子供たちとの思い出も作りたい。 子供たちがやりたいことも応援したい。 自分たち夫婦の人生も楽しみたい。 そして、将来のお金にも困りたくない。 全部を完璧にすることは難しいかもしれません。 だから、 その時々でバランスを考えていきます。 そして、 自分たちや子供たちが何かをやりたいと思ったときに、 「お金がないから無理」 ではなく、 「やるか、やらないかを自分たちで選べる」。 そんな状態を作ること。 それが、 わが家がお金を貯める一番の理由です。 わが家が削りたいのは、幸せではなく「大切ではない支出」。 次の記事では、 この考え方をもとに、 「実際にわが家は何を見直してきたのか?」 を書いていきます。 docomoからahamoへ。 そして楽天モバイルへ変更した通信費。 貯蓄型保険をやめ、 必要な保障だけ保険で確保して、 将来のお金の一部をNISAへ。 生活の満足度をできるだけ落とさずに、 固定費をどう見直してきたのか。 実際の経験と数字を使ってまとめます。

家計と投資を続けて読む

類似投稿

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です